皇室に献上するリンゴを箱に詰める作業が11月27日、岩手県盛岡市で行われました。
2025年は、猛暑の影響がありましたが例年と同じく最上級の出来だということです。

県産リンゴの献上は、故秩父宮さまが盛岡の騎兵隊に勤務されていたことを縁に、昭和15年から戦時中を除き毎年行われています。

27日は、県内各地で生産された「ふじ」と「はるか」が箱詰めされました。

2025年は、猛暑や雨が少ない影響もありましたが、甘さと酸味のバランスが取れた出来のいいリンゴに仕上がったということです。

会場では、県の品評会で高い評価を受けている生産者の団体「蛍雪会」のメンバー13人が、ひとつひとつ丁寧に箱詰めしていました。

蛍雪会 山口久昭会長
「糖度もしっかり乗っている。岩手の風土にあった風味があるので、味わってほしい」

箱詰めされた12箱のリンゴは、28日、皇室に届けられる予定です。

岩手めんこいテレビ
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