急速に冷え込む日中関係の影響が広がっています。高松空港と中国・上海を結ぶ定期路線が12月4日以降、週3往復から2往復に減便されることが分かりました。
香川県空港振興課によりますと、11月26日午前、上海線を運航する春秋航空から減便の連絡があったということです。10月から2026年3月までの冬ダイヤでは高松ー上海線は火曜、木曜、土曜の週3往復の運航となっていましたが、12月4日以降は火曜と土曜の週2往復の運航に減便されます。
減便の理由について春秋航空は「乗客需要の低迷のため木曜のフライトキャンセルを決めた」としています。高市首相のいわゆる台湾有事を巡る発言で急速に冷え込む日中関係。中国政府による日本への渡航自粛の呼びかけの影響が高松空港にも及んでいます。