聴覚に障害があるアスリートの国際大会、デフリンピックは11月25日で全ての競技を終えました。バドミントン団体では香川県綾川町出身・片山結愛選手の金メダル獲得を始め、郷土勢の活躍が光ったデフリンピック。26日午後4時半から閉会式が行われました。

〇手話狂言
「東京2025デフリンピックが12日間21競技の激闘の幕を閉じまする」

11月15日から12日間にわたって東京を中心に開催されたデフリンピック。閉会式では、手話狂言などのパフォーマンスの後、参加した81の国と地域の代表が入場しました。

会場には、選手たちの姿も数多く見られ、最後に日本が入場。国際ろう者スポーツ委員会のアダム・コーサ会長が閉会を宣言した後、デフリンピック旗が返還されました。

21の競技に世界の約3000人の選手が参加し、100周年の記念大会として初めて日本で開催された今回のデフリンピック。日本は過去最多の51個のメダルを獲得。郷土勢も片山選手の金メダルをはじめサッカー女子の銀メダルや陸上競技での入賞などの成績を収めました。

12日間の幕を閉じたデフリンピック。次回は4年後に開催されます。

岡山放送
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