自民党の鈴木俊一幹事長と日本維新の会の中司宏幹事長らは25日、都内のホテルで会談し、連立合意文書に盛り込んだ衆院の議員定数の1割削減に向けて協議した。
会談後、維新の中司氏は記者団に対し、「スケジュール通りでなければ会期延長もあり得る。法案を提出をする、そしてそれを採決するということまでだ」と述べて、今国会で法案を成立させる考えを改めて強調した。
一方、自民の鈴木氏は記者団に対し、「基本は17日の会期日程までにやるべきものを仕上げる」と述べた上で「(会期の)後ろはいくらでも緩くできると思っていない」と、会期の延長に慎重な姿勢を示した。
両党は実務者による協議体を設置し、今国会中に具体的な削減数を盛り込んだ定数削減に向けた法案の提出を目指している。