小泉防衛大臣は23日、与那国町の上地町長と面談し、電子戦部隊の配備について住民説明会を開くことを伝え、自衛隊の機能強化に理解を求めました。
小泉大臣は23日午後に与那国町を訪れ、陸上自衛隊の駐屯地内で上地町長と面談しました。このなかで小泉大臣は与那国駐屯地に配備予定の電子戦部隊について、住民説明会を開き地域住民と対話していく考えを示しました。
▼小泉防衛相:
与那国駐屯地への対空電子戦部隊の配備計画に関する住民説明会を実施することとしております。地元の皆さんのご理解、ご協力が不可欠だと考えています
ところで防衛省は今月20日、普天間基地の辺野古移設を巡り、大浦湾側の一部区域の埋め立て実施について日米合同委員会で承認されたと発表しました。
近く土砂の投入に着手すると見られるなか、玉城知事は「大浦湾側には軟弱地盤があり改良工事は整っていない」との見解を示しました。
▼玉城知事:
環境や工事による影響などが生じないかということは引き続き注視していきたい
玉城知事は埋め立てによって影響が生じた場合は、行政指導を含め厳正に対処する方針です。