広島県など瀬戸内海で問題となっている養殖カキの大量死が問題になっているなか、愛媛県内でも養殖カキのおおむね9割が死んでいることが、県の調査で分かり21日に発表されました。
養殖カキを巡っては広島県など瀬戸内海で大量死が発生。愛媛県の養殖カキは今治市大三島が8割、愛南町御荘が2割を生産していて、すでに大量死を確認。県が調査していました。
中村知事は会見で、今治と愛南町の養殖カキは、あわせておおむね9割が死に、出荷できるのは1~2割未満との調査結果を明らかにしました。
中村知事:
「まず何よりもやるべきは原因の特定。国がどういうバックアップ体制をとるのか見えてくると、そこで足らざるところを県が何ができるか考えて対応していく」
中村知事は原因は不明としながらも、ほとんどの養殖カキが広島から仕入れたものと説明。問題が愛媛だけに留まらず広域に渡るため、国に関与を求める姿勢です。
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