青森県の東通原発で、外部からの侵入対策設備の性能試験をめぐり記録の不正が見つかり、東北電力が謝罪しました。
東北電力・青木宏昭原子力本部長:
地域の皆さまにご心配とご不安をおかけし、深くおわび申し上げます。
東北電力などによりますと、東通原発の担当社員は、実際には行っていない侵入監視装置などの性能試験や点検を実施したかのように記録していました。
不正は2018年から行われ、2025年6月の原子力規制庁の検査をきっかけに判明しました。
問題を受け、原子力規制庁は東北電力に対し、改善措置の計画などを2026年2月末までに報告するよう求めました。