11月16日に惜しまれながら放送を終えた長野県松本市の松本駅の名物音声について、臥雲市長は、市が音声を無償で使えるようになり、駅の自由通路で流す方針だと明らかにしました。

「まつもとぉ~、まつもとぉ~」。

語尾を伸ばす独特のアナウンスで、40年ほどにわたって市民や観光客に親しまれてきた松本駅の自動音声。運行設備の更新のため、11月16日に惜しまれながら放送を終えました。

17日からは、新しい音声に切り替わり、以前の音声は聞けなくなっていましたが―。

松本市・臥雲市長:
「東西自由通路で流せるように合意を得た」

臥雲市長は20日の会見で、市民の要望などもありJRなどと協議をしてきた結果、市が音声を無償で使えるようになったと明らかにしました。

営利目的ではないことが条件で、駅の東西自由通路で流すほか、ホームページでの公開も検討しています。

松本市・臥雲市長:
「松本で生まれ育った幅広い世代の人にとって、ふるさとへの思いを問い直すようなもの」

放送の開始時期は未定だということです。

長野放送
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