医療事故をめぐり、「十分なモニタリング体制が取れていなかった」と指摘しました。

 当時3歳だった女の子・夢唯ちゃんは、去年7月、岐阜県総合医療センターで気管に「カニューレ」という管を装着する手術を受けて入院中に、管が外れて心肺停止となり、1カ月後に死亡しました。

 病院の医療事故調査委員会は20日、患者の異変を知らせるナースステーションのアラームが切られていて、モニタリング体制が不十分だったと指摘する報告書を公表しました。

 当時、複数の患者のアラームが1分に1回のペースで鳴っていたということで、明確なルールもなく、看護師の判断で日常的に切られていたということです。

 夢唯ちゃんの母親は会見を開き、「無念で仕方ありません。何をしても夢唯は戻ってこない」と話しました。

東海テレビ
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