年齢や障がいの有無に関わらず参加できる「ユニバーサル野球」の交流会が砺波市で開かれ、参加者たちが笑顔でプレーを楽しみました。
紐を引いてバットを振る 「ユニバーサル野球」の交流会。
パラスポーツを通じて共生社会の実現を目指す「NPOユニバーサルスポーツサポーター」が開いたもので、となみ総合支援学校と南砺市の義務教育学校、利賀学舎の児童28人が参加しました。
「ユニバーサル野球」は、野球のボードゲームから発想を得て、縦横5メートルのフィールドで楽しむ競技で、障がいの有無を問わず、老若男女が楽しめることが特徴です。
バッターがひもを引くとピンが抜け、固定されていたバットが回転してボールを打つことができ、転がったボールが止まった位置によって得点が決まります。
ボールがホームランゾーンに入ると、会場全体が大いに盛り上がりました。
*児童
「楽しかった。頑張った」
「野球をやったことがないが、ここでやって楽しい」
「すごい設備があって、いろんな人たちと交流できてよかった」
「ユニバーサル野球」は去年、高志支援学校でも開催されましたが、支援学校と普通学校の小学生同士による対戦の形をとった交流が行われるのは今回が初めてです。
*NPOユニバーサルスポーツサポーター 安井浩美さん
「きょうのこの場の雰囲気や思い出をずっと持ってもらって、3年後や5年後に思い出して、やって楽しかった、応援して楽しかったという思い出を残して、今後の学習や成長に繋げてもらいたい」