11月23日、宮城県で行われる実業団の女子駅伝日本一を決める「クイーンズ駅伝」に向けて天満屋女子陸上競技部が意気込みを語りました。目標は2年ぶりとなる「クイーンズ8」奪還です。

2024年は惜しくも10位で上位8チームに与えられる次回大会のシード権「クイーンズ8」を逃した天満屋。10月の予選会、「プリンセス駅伝」はケガを抱える選手が多く満身創痍でのレースでしたがここ1カ月で回復し、2年ぶりの「クイーンズ8」奪還へ上々のコンディションです。

(天満屋 入社4年目 吉薗栞選手)
「プリンセス駅伝から1カ月間継続して練習ができ、状態は良くなっている。クイーンズ駅伝ではラスト粘って1秒でも早くタスキをつなぎたい」

2024年はケガで欠場したマラソンの日本記録保持者・前田穂南も出場予定で、若手中心のメンバーを引っ張ります。

(天満屋女子陸上競技部 前田穂南選手)
「徐々にスピード感覚が戻ってきている。1秒1秒を大切にしてチームに貢献できる走りがしたい」

マラソンデビューが近い入社3年目の西村美月も好走が期待されます。

(天満屋女子陸上競技部 西村美月選手)
「チーム全体でまとまって練習できたことが多かったクイーンズ8に向けて良い雰囲気」

今回がクイーンズデビューとなる入社1年目の政田愛梨。アンカーを任されたプリンセス駅伝では粘りの走りを見せ、3位でフィニッシュしました。11月の記録会では5000メートルで自己ベストを記録していて、自信を深めています。

(天満屋女子陸上競技部 政田愛梨選手)
「プリンセス駅伝ではあまり自信がない状態でびびってしまった。レースになって自分の走りができなかったクイーンズ駅伝では積極的なレースが出来たら」

42.195キロを6人でつなぎ、24チームが日本一を争うクイーンズ駅伝。11月23日午後0時15分スタートです。

(天満屋女子陸上競技部 山口衛里監督)
「チームとしてはクイーンズ8を目標にしているので、そこに向けてチームでまとまって頑張りたい」

岡山放送
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