2025年6月、岩手県盛岡市のすし店で、フグの毒が原因の食中毒が発生した問題で、盛岡簡易裁判所は11月12日付でこの店の男性経営者に罰金30万円の略式命令を出しました。

起訴状などによりますと、盛岡市本町通のすし店の60代の男性経営者は、6月5日夜、毒が含まれるおそれがあるため販売が禁止されているトラフグの肝臓を調理し、客4人に提供したなどとして、食品衛生法違反の罪に問われていました。

市によりますと、当日、この店でフグの刺し身を食べた客3人が、脱力感や手指のしびれなどを訴え、うち2人が入院していて、市ではこの店を2日間の営業停止処分としていました。

この男性経営者について、盛岡区検察庁は10月31日付で略式起訴し、盛岡簡裁は11月12日付で罰金30万円の略式命令を出しました。

岩手めんこいテレビ
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