農林水産省は2025年、岩手県内で収穫される主食用のコメが2024年より1万4700t増加するという見込みを発表しました。
収穫量は5年ぶりに25万tに達するとみられています。
農林水産省は11月18日、10月25日時点の2025年のコメの予想収穫量について発表しました。
それによりますと、岩手県の主食用のコメは2024年より1万4700t多い25万tと見込まれています。
収穫量が25万t台となれば、2020年以来5年ぶりとなります。
東北農政局は、主食用のコメの全国的な値上がりなどに伴い、作付面積が増えたことが要因としています。
また農水省は、10a当たりの収穫量の指標となる「作況単収指数」も公表しました。
過去5年の収穫量のうち、最も多い年と少ない年を除いた3年分の平均を100とした場合、岩手県は「101」となっています。
地域別では、北上川上流が「102」、北上川下流が「100」、東部が「103」、北部が「100」となっています。