上空に寒気が流れ込んだ影響で、鹿児島県内では25カ所で今シーズン最も寒い朝となり、鹿児島市でも初めて10度を下回りました。
中川雅温記者
「鹿児島市の南洲橋です。手元の温度計は9.3度を示しています。コートを着ていても風が吹けば寒さを感じます」
午前6時半ごろ、鹿児島市の甲突川河畔です。
防寒着を着てウォーキングをしたり、犬の散歩する人の姿がありました。
19日は上空に寒気が流れ込んだ影響で、最低気温は鹿児島市で9.9度と今シーズン初めて10度を下回りました。
街の人
「きょうはきのうより一段と寒い」
Q.寒さ対策は?
「着る物を増やしただけ」
「いきなり寒くなってびっくりする。体調管理に気をつけていきたい」
このほか,、鹿児島県伊佐市大口で3.7度、志布志市で6.9度を記録し、県内33地点中25の地点で、今シーズン1番冷え込んだ朝となりました。
一方、こちらは鹿児島県いちき串木野市の冠岳温泉です。
19日朝は寒さが一段と強まり、露天風呂の湯船からも白い湯気が上がります。
営業開始の午前9時には早速、体を温めようと入浴客の姿が見られました。
こちらの施設では、寒さが強まりだした今週に入り客が増え始め、一日に150人程が訪れているということです。
入浴客
「なんつあならん。気持ち良い。だんだん寒くなってきて、温泉につかるとなごむ」
「最高です。景色がいい。寒くなると一段といい。温泉というのは」
20日の朝も内陸を中心にさらに冷え込む予想となっています。