小野田経済安保相は、中国政府による日本への渡航自粛の呼びかけに対して、「気に入らないとすぐに経済的威圧をしてくる」などと述べました。
小野田経済安保相:
観光は国交省だとは思うので、所管外のことは言わないようにしますが、いずれにしても、何か気に入らないことがあったらすぐに経済的威圧をしてくるところに対して、依存しすぎるということは、サプライチェーンリスクだけでなく、様々な、観光に対してもリスクではある。
小野田大臣は「個人的な考えだ」としつつこのように述べた上で、中国の動向に伴う「リスクの低減を常日頃考えながら経済を回していけたらいい」と強調しました。
台湾有事に関する高市首相の国会答弁を巡っては、中国政府が自国民に対して、日本への渡航を控えるよう注意喚起を行っていて、観光面などへの影響が懸念されています。