ようやく一歩前進です。
鹿児島市が整備を目指すサッカースタジアムについて、鹿児島サンロイヤルホテルと県立鴨池庭球場の2カ所を候補地となり得るのか調査することで、先ほど鹿児島県と鹿児島市が合意しました。
鹿児島市が整備を検討しているサッカースタジアムの候補地をめぐっては、具体的は候補地の選定にはいたっておらず、新築移転を進める鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルの跡地について、知事、市長ともに「候補地になり得る」としています。
その鹿児島サンロイヤルホテルで19日開かれた県と鹿児島市の意見交換。
塩田知事や下鶴市長ら県と鹿児島市の幹部約20人が出席しました。
会は冒頭以外は非公開で約1時間行われ、サッカースタジアムについて鹿児島サンロイヤルホテルと新たに鹿児島市与次郎にある県立鴨池庭球場の2カ所について候補地となり得るか調査することで合意したということです。
一定の面積があることや、中心市街地との回遊性、土地の形状などで選ばれていて、庭球場についてはスタジアムを整備する場合、正面にある文化公園に移設する計画だということです。
鹿児島市・下鶴市長
「この案は時間軸や費用面の観点からメリットがあると考えているが、スタジアムおよび庭球場の配置が可能かどうか、専門的な調査が必要と考えている。今後は両案について調査を行い比較検討し、そのことについて本日、県と確認した」
鹿児島県・塩田知事
「調査をして、その結果を踏まえ一緒に検討していきたい。時間軸を頭に置きながら一緒に取り組みたい」