岩手県北上市の黒沢尻北小学校合唱部は、11月に開かれた全国大会で日本一に輝きました。
11月19日は学校で報告会が開かれ、全校児童と喜びを分かち合いました。

黒沢尻北小学校の合唱部は、11月9日に静岡県で開かれた合唱の全国大会に出場し、最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞しました。
受賞は2年ぶり5度目の快挙です。

19日は学校で報告会が開かれ、部長の高橋和花さんが喜びと感謝の言葉を述べたあと、合唱部が全校児童の前で日本一の歌声を披露しました。

全国大会で歌った楽曲の一つ「ゆめのふうせん屋さん」は、阪神・淡路大震災で犠牲となった女の子「ゆずちゃん」を題材にしています。

部員たちは悲しみの中から生まれた夢や希望を表現豊かに歌い上げました。

高橋和花部長(6年)
「曲のイメージを作れるように、ゆずちゃんの紙芝居を作って練習に励んだ。阪神・淡路大震災やほかの大きな災害を経験した人がいることを絶対に忘れないでほしい」

合唱部は12月21日に北上市内でコンサートを開き、市民に日本一の歌声を披露する予定です。

岩手めんこいテレビ
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