2025年夏の参議院議員選挙で争点にもなった外国人対策。外国人が多く住む全国の自治体などが集まり、様々な課題について検討する会議が11月19日、総社市で開かれました。

24年前から全国で開かれているこの会議。総社市に住む外国人は2194人と、岡山県内の自治体でも多く、今回初めて開催地となりました。

外国人は人口減少社会の労働力の担い手として期待されていますが、文化の違いなどから受け入れに否定的な声も上がっています。会議では、県の内外の10の自治体のトップが様々な意見を交わしました。

(千葉県市川市 田中甲市長)
「これからの日本の縮図が市川市のその一角。南側地域には発生している。そこにはイスラム教のモスクができている」

(福岡県古賀市 田辺一城市長)
「ラベリングして他の外国の人を排斥するのはおかしい。みんなで理解しあって生きていこうという機運を作るのが政治の仕事」

最後に外国人との共生を目指し「そうじゃ宣言」が採択されました。

岡山放送
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