南城市選挙管理委員会は市長の失職に伴う市長選挙を12月14日に告示、21日投開票すると発表しました。

南城市議会は17日、古謝景春市長に対し2度目の不信任決議を可決し、その中では「公権力の暴走によって市民が傷つけられることがあってはならない」と市長のセクハラ問題への対応を厳しく批判しました。

南城市市議会の安谷屋正議長は、17日に失職を通知するため古謝市長の自宅を訪ねましたが、不在だったことから文書を投函し、これにより古謝氏は、失職となりました。

南城市議会安谷屋正議長:
残念ですよね。本当であれば筋を通していただきたかったというのが本心ですね

南城市選挙管理委員会は、市長の失職に伴う市長選挙の日程を12月14日告示、21日投開票と決定しました。

ところで古謝氏は18日朝、自身のSNSで「今回のセクハラ問題は政治的な異常な報道が真実」など持論を展開し、日本弁護士連合会の人権擁護委員会に人権救済申立をしたことを明らかにしました。

古謝氏は19日に那覇市内で代理人弁護士とともに記者会見を開くことにしています。

沖縄テレビ
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