中城村のコミュニティバスで、19日から沖縄県内初となる顔認証を使ったキャッシュレス決済サービスが始まります。
喜屋武奈鶴記者:
19日から導入される「護佐丸パス」乗り口の専用リーダーに顔をかざすと・・・バスに乗ることが出来ます
中城村のコミュニティバス「護佐丸バス」は、2015年から運行が始まり、今年で10年を迎えます。
通勤・通学、買い物や通院など多くの村民の移動手段として利用され、2024年度の利用者数はおよそ4万2000人と過去最多となりました。
19日から全線で、従来の決済方法に加えて県内初の顔認証によるバスの乗車・決済サービスが始まるのを記念して、18日に中城村役場でセレモニーが行われました。
このサービスは村と琉球銀行、民間企業の3者が協業して実現しました。
ジョルダン 結川昌憲戦略営業部長:
財布を忘れたとかスマートフォンを忘れても、顔だけは忘れない。高齢の方が荷物を持っていたりしても顔で乗車されるということで、非常に利用者さんの利便性が上がる
利用するには、事前に専用サイトで顔写真の登録やクレジットカードなどの決済手段を登録する必要があります。
また、顔認証のほかにも、二次元コードを発行することでキャッシュレス決済が可能になります。
どちらも支払いは、利用実績に応じて月末に登録した決済手段から引き落とされる仕組みです。
中城村 比嘉麻乃村長:
今後顔認証ということでスムーズに乗車できることに非常に期待しております。いよいよ19日から顔認証がスタートいたします。これまで以上に村民の皆様ご利用よろしくお願いいたします
県内初となる顔認証による乗車・決済サービスは19日から護佐丸バス全線で導入されます。
また、中城村役場では20日までエントランスに特設ブースを設けて顔認証登録を受け付けています。