今年3月、米軍基地内のトイレで女性に性的暴行をした罪などに問われている米海兵隊員の男の裁判が18日に始まり、男は起訴内容を一部否認しました。

米海兵隊1等兵のオースティン・ウェディングトン被告(28)は3月、北谷町にある米軍基地内の個室トイレで、基地従業員の女性の首をしめて押さえつけ、性的暴行をしたほか別の女性の顔を踏みつけるなどしてケガをさせた罪に問われています。

18日の初公判でウェディングトン被告は「記憶にありません」などと供述しました。

冒頭陳述で検察側は「女性用の個室トイレによじ登って侵入し、大声で助けを呼ぶ女性に性的暴行を加えた」などと悪質な犯行と主張しました。

これに対し弁護側は、女性に対し暴行はしたものの「性的暴行はしていない」としたほか、別の女性への暴行についても「顔を踏みつけてはいない」と反論しました。

裁判は男が性的暴行に及んだかなど事実関係の立証が争点となる見通しです。

沖縄テレビ
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