若狭町の子供たちが、伝統野菜「山内かぶら」の収穫を18日体験しました。
 
「山内かぶら」は、若狭町の山内集落で100年以上前から栽培されているカブラで、
円錐形でひげ根が多いのが特徴です。
 
18日は、近くにある鳥羽小学校の児童18人が収穫を体験しました。
 
あいにくの雨となりましたが、子どもたちは泥がついて少し重くなったかぶを一つひとつ丁寧に抜いていきました。
 
体験の後は、山内かぶらを使った餃子や唐揚げ、味噌汁など生産者の手作り料理が     振る舞われ、子どもたちは「おいしい」「柔らかくて少し固くて、大根みたい」などと話しながらおいしそうに食べていました。
 
山内かぶらちゃんの会の飛永恭子代表は「味噌汁は一番シンプルだし、シチュー、グラタン、パスタなど和洋で利用してもらえればいいかな」と話します。
  
今年は猛暑などの影響で少し小ぶりですが、収穫量は去年並みの1トンを見込んでいるということです。
      

福井テレビ
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