福井県庁11階に新たに多目的スペースが整備され、18日、お披露目されました。デザインは地元の高校生です。
多目的スペースが整備されたのは、県庁11階の県教育庁が入るフロアです。
スペースの名前は「〇〇つくるカフェ」。頭2文字を伏せ字にしたのは利用する人に
何かを作り出してほしいとの思いを込めました。
空間デザインは、緑をメインとし、黄色のアクセントが演出されています。
デザインやロゴマークを担当したのは県立科学技術高校・産業デザイン科の生徒9人です。
多目的スペースの整備を検討していた県教育委員会が、今年4月に高校側に協力を依頼し、生徒たちが課題研究授業の一環としてデザインを手掛けてきました。
「この活動を通じて、ものづくりの楽しさに改めて気づくことができた。みんな頑張ったので、コミュニケーションの場として大切に使ってほしい」と生徒たちは期待しています。
「〇〇つくるカフェ」は、職員の打ち合わせだけでなく、現場の教員や生徒らの探求学習やイベントにも活用します。