現在も目撃が相次ぐクマについてです。11月15日、仙台市青葉区の住宅の近くでは、わなにかかった親グマと、その近くにとどまる子グマが見つかり、市が、およそ7時間後に駆除しました。
警察によりますと、15日午前6時25分ごろ青葉区郷六の住宅近くの柿の木の上で、わなにかかった体長1メートルほどの親グマが見つかりました。
すぐ近くでは別の木にのぼっている子グマ1頭も確認され、仙台市や猟友会などが対応に追われました。
クマが見つかってからおよそ6時間半後、市の委託を受けた専門業者が、親グマと子グマに麻酔銃を撃って眠らせ、その後、まもなく2頭を駆除しました。
県内では現在もクマの目撃が相次いでいます。
11月の目撃件数は11月17日正午時点ですでに過去最多となる400件となっているほか、今年度の目撃件数は過去最多となる2552件となっています。