喜多方市によると、16日午前8時すぎ、市内松山町で箱ワナにかかるクマ1頭を
緊急銃猟で駆除した。
喜多方市松山町ではクマの目撃が相次いでいて、喜多方市が15日に住宅から200メートル以内の場所に箱ワナを設置していた。
16日午前6時半前に箱ワナにかかるクマが確認され、「住民の安全性を確保できる」として喜多方市長の判断で緊急銃猟で駆除したということ。
駆除されたクマは体長約85センチのオスの成獣で、周辺で目撃が相次いでいたクマと同じ個体とみられている。緊急銃猟制度を用いたクマの駆除は福島県内で初めて。
一方、磐梯町では16日午前8時すぎ、電気柵を撤去していた80代の男性がクマに襲われた。男性は頭や足などにケガをし、命に別状はないということ。
警察と磐梯町が周辺の警戒を続けています。