中国が高市政権への批判を強めています。
中国外務省は14日の会見で高市首相が非核三原則について「放棄の可能性を示唆している」と述べました。
中国外務省の報道官は14日午後の会見で、国営テレビの記者が非核三原則をめぐる国会での高市首相の答弁について質問したことを受け、「最近の日本の安全保障動向について重大な懸念がある」と答えました。
その上で外務省の報道官は、高市首相の答弁について「非核三原則を維持するか曖昧な態度を示し、放棄の可能性を示唆している」と述べました。
また、外務省の報道官は木原官房長官や小泉防衛大臣による原子力潜水艦をめぐる発言についても触れ、「導入も排除しないとまで発言しており、日本の政策で重大なネガティブな転換を示している」と指摘しました。