「水俣市のリサイクル業者『吉永商会』が芦北町で汚泥が入った袋を山積みにしている」として、市民団体が県警に告発状を提出したほか、県に調査を求めるなどしていた問題をめぐり、県は袋の中身について「汚泥ではなく堆肥である」と判断しました。
13日の会見で、県は判断の理由について調査の結果、外見上、廃棄物である『汚泥』とは異なること、製品として国内外に出荷していることなどを挙げています。
また、近くの地下水や河川の水質について簡易検査を行ったところ、問題はなかった
ということです。
一方で、堆肥の一部が雨水にさらされていることなどについては、対策を講じるよう行政指導を実施。
『吉永商会』はすでに応急措置を行っていて、年内に搬出、または屋根付きの保管場所に移設する方針を県に報告しているということです。