正月の門松など松飾りとして需要が高い、クロマツの収穫が宮城県南三陸町で最盛期を迎えています。
南三陸町の農業法人では、町内外の遊休農地などにクロマツを作付けしていて、10月下旬から収穫が始まっています。
11月13日は、4年前に種をまき、2メートルほどに成長した畑で収穫を行い、収穫したクロマツは作業場で形を整えた後、幹の太さや長さを揃えて出荷に向け保管されます。
南三陸PinePro 後藤敏社長
「今年は雨が少なかったので、締まりが良くて出来がいい。県内は気候が本州では一番適しているので、県内に栽培を広めたい」
クロマツは12月上旬までにおよそ50万本が収穫され、主に関東・関西方面に、一部が県内に出荷されます。