自転車の運転についてのニュースについてです。
自転車の「飲酒運転」などの交通違反が厳罰化されてから11月で1年が経ちました。大分県警は、13日県内での自転車の飲酒運転の検挙数が87件に上ると発表しました。
◆県警 後藤和樹交通部長
「重大事故に直結する悪質危険な行為であることから引き続き自転車運転者に対する広報・啓発・指導取り締まりを進めて、自転車の事故抑止と交通秩序の維持に努めていきたい」
2024年11月に道路交通法が改正され自転車については「酒気帯び運転」も飲酒運転として3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられるようになりました。
県警によりますと改正法が施行されてから10月末までの1年間に自転車の「飲酒運転」の検挙数は87件あり、午後10時から午前2時の間の検挙が全体の半分以上を占めているということです。
また、同じく罰則の対象となった自転車を運転しながらスマートフォンを使用する「ながらスマホ」については検挙はされていないものの指導や警告はあわせて782件あったということです。
県警は「自転車の飲酒運転やながらスマホが厳罰化されていることを改めて認識してほしい」と注意を呼び掛けています。