富山銀行はホテルやレストランを運営する東京の会社と資本業務提携を結び、5%の出資を受け入れると発表しました。
銀行同士の統合による再編でなく、異業種を絡めた再編の動きに地域活性化にもつながるか注目されます。

富山銀行の株式のおよそ5%を取得し、筆頭株主となるのは東京の会社Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)です。


Plan・Do・Seeはホテル・レストラン・ウェディング事業を国の内外46拠点で展開していて、富山銀行は県内を中心とした北陸での事業を協業することを検討しています。

富山銀行は「国の内外から注目を集める県内の潜在価値を最大化し魅力ある滞在拠点の創出と、その価値を国内外に伝える発信力が不可欠」としていて、地域経済の活性化に貢献ができるパートナーとの強い連携が必要と判断し、資本業務提携を決めたということです。

この発表を受け、富山銀行の株価は一時、前日の終り値と比べおよそ8.5%高い1840円まで上昇しました。
(富山テレビ放送)
