2022年に安倍元総理を銃撃して殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判で、法廷で山上被告と家族とのメールの内容などが示されました。
山上被告が兄に宛てたメールでは「身内に教会員がいる限り、死ぬまで骨をしゃぶりつくされる」という内容のものがあり、読み上げられている間、山上被告はだんだんと顔も険しくなっていきました。
また母親から家族に宛てて、「韓国行くから30万貸して、韓国行かないと死んでしまう」という内容のメールが送られていたことも示されました。
【法廷で示された山上被告から兄へのメールの内容】
「身内に教会員がいる限り、死ぬまで骨をしゃぶりつくされる」
※山上被告はこのメールが読み上げられている間、両手で頭を抱えたり、左手で髪をかき上げたりして落ち着かない様子で、だんだんと顔も険しくなっていきました。
【法廷で示された家族から山上被告へのメールに示された母親の言葉】
「なんでお母さんに死んだらいいのって言うの。韓国行くから30万貸して、韓国行かないと死んでしまう。うつなのに2人がお母さんに死ねと言っているからわけわからんことになっている」