96歳の女性から通帳やキャッシュカードなどをだまし取った疑いで、元京都府警の警察官で認知症高齢者や家族を支援する団体の理事らが逮捕されました。
詐欺などの疑いで逮捕されたのは、元京都府警の警察官で一般社団法人「つなぎ」の理事・竹内雅人容疑者(61)と保険外交員の石地裕己容疑者(55)です。
竹内容疑者らは今年3月、96歳の女性に「通帳のお金をまとめたほうが便利だからやってあげる」などと言い、女性の通帳やキャッシュカードなどをだまし取った疑いが持たれています。
「つなぎ」は認知症高齢者や家族を支援し介助やお金の管理をしていて、竹内容疑者は女性を担当していました。
警察は今年6月に女性の親族からの相談を受け捜査していて、女性の口座から複数回の不審な出金が確認されているということです。
竹内容疑者らは容疑を否認しているということです。