宮城・大崎市で、線路沿いを走るイノシシの親子の姿がカメラに捉えられた。イノシシはあわせて7匹いたとみられ、撮影者もこれほど多い群れに遭遇したのは初めてだったと明かしている。

線路脇から“イノシシ親子”

宮城・大崎市の線路沿いで10月に撮影されたのは、車の目の前を走るイノシシの群れ。

道を横切っていたイノシシの親子(映像提供:そば粉屋田伝)
道を横切っていたイノシシの親子(映像提供:そば粉屋田伝)
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線路の柵から現れたイノシシの群れは、親1匹・子ども6匹、あわせて7匹の親子とみられる。

撮影者:
目の前に大きな黒い物体が固まっているのが見えて、よく見たらイノシシで驚いた。自宅の近くに親子連れがドンと出てきたのは初めて。

“イノシシ親子”が撮影されたのは、人の往来もある日没直後。イノシシたちが向かった先にはそば畑があり、農作物を守る対策費が大きな負担になっているという。

撮影者:
ほぼ100%に近いくらい電気柵を回さないと、ここは。新規で電気柵を購入したりとか、だいたい(年)200万円くらいは獣害対策費でかかっています。

ここ数年で急増しているというイノシシ対策のため、周辺の畑ではどこも電気柵を設置するなどの対応に追われているという。

撮影者:
まったく何もしないと全部一晩で真っ平らにされたりとかありますね。全滅になっちゃうとかということもありますね。

被害を防ぐため、いたちごっこの戦いが続く。
(「イット!」 11月11日放送より)

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