自動車の整備技術を学ぶ県内の高校生に、エンジンや電気自動車の仕組みが学べる教材が贈られた。
この取り組みは自動車技術の教育支援を行う財団などが、生徒の学びに役立ててもらおうと、全国の高校を対象に毎年行なっているもの。
県内では今年、長井工業高校や山形工業高校、山形明正高校など8校が選ばれた。きょう、山形市の自動車販売店で開かれた贈呈式では、県自動車教育推進協議会の高橋修会長から、各校の代表者に目録が手渡された。
長井工業高校 阿部新吾校長
「今回の支援を糧に時代の変化に柔軟に対応できる教育体制を推進し地域産業と連携しながら未来を担う若者たちの成長を支えていく」
今年は、分解・組み立てができるエンジンや、電気自動車の仕組みが分かるキットが贈られるということで、教材は今後、授業で活用される。