任期満了に伴う真室川町の町長選挙が11日告示された。現職と新人の2人の一騎打ちが確定し、8年ぶりの選挙戦が始まっている。
立候補を届け出たのは届け出順に、いずれも無所属で、現職で3選を目指す新田隆治さん69歳と、新人で前の町議会副議長の小松健弥さん61歳の2人。
新田さんは1979年に町の職員となり、総務課長や教育長を務めた後、2017年に現職との一騎打ちを制して初当選した。
農林業の担い手確保や子育て支援の充実などを公約に掲げ、豪雨災害からの復旧など2期8年の実績を強調している。
一方、2021年に町議会議員となり、今年4月から副議長を務めていた小松さんは、閉塞感が漂う町政を変えたいと立候補を決意。
誰もが活き活きと暮らせる町づくりを目指し、デジタル化の推進・交流人口の拡大・医療福祉の充実などを訴えている。
8年ぶりの選挙戦が始まった真室川町。有権者数はきのう時点5632人で、期日前投票は今月12日から始まり、投開票は16日に行われる。