全国でクマの被害が相次ぐ中、岩手県や秋田県では猟友会などによる警察官への講習会が行われました。
全国でクマによる被害が相次ぐ中、11日朝、山形・米沢市で75歳の男性が散歩中にクマと遭遇し、顔や肩を引っかかれるけがをしました。
こうした中で自治体では、今後ライフル銃などでクマ対策にあたる警察官への講習会が行われました。
盛岡市では、岩手県警と県外の警察組織から派遣された「銃器対策部隊」の警察官合わせて7人や県警幹部らが現地確認に訪れ、岩手県猟友会のメンバーからクマの生態やクマを狙撃する際の山と市街地での違いなどを学びました。
また秋田・横手市では緊急銃猟のあった現場に警察職員20人と自治体職員が訪れ、実際の駆除の流れや安全確保について研修が行われました。