「アジフライ」がアメリカのメジャーリーグに挑戦。
山本由伸投手の歴史的な活躍で2年連続の「世界一」に輝いたロサンゼルス・ドジャース。
その本拠地ドジャー・スタジアム内で人気の“球場メシ”となっているのが「築地銀だこ」のたこ焼きです。
2024年から進出していて、試合の日は連日大行列となっています。
そんな中、新たにメジャーに挑戦する「食べ物」が。
それが、アジフライです。
日本有数の水揚げ量で「アジフライの聖地」としてPRしている長崎・松浦市。
そこで獲れたアジフライがサンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコ・パークで2026年3月から発売されることになりました。
パドレスはダルビッシュ有投手らが所属し、ドジャースのライバル球団でもあります。
そもそものきっかけは、2025年6月にパドレスの最高責任者が来日した時でした。
福岡ソフトバンクホークスの本拠地で販売されているこのアジフライが振る舞われ、「オー!デリシャス!!」と大絶賛。
その場でパドレス本拠地での販売が決定したそうです。
三陽フードシステム・横山裕二さん:
日本だとポピュラーな食べ物なので、アメリカでも等しく食べてほしい。
10月、パドレスの本拠地での試食会では9割以上の人が「おいしい!」と答えるなど上々の滑り出しを見せています。
たこ焼きに続き、アジフライ。
2026年も日本の“球場メシ”がメジャーの球場で話題になりそうです。
ちなみに、アメリカでは「アジ」を食べる文化がないそうで、「ジャパニーズフィッシュフライ」という名前で売る予定とのことです。