働く人の7割以上がリスキリングのために休暇を取るのは難しいと回答。
学び直しに対する意識調査です。
正社員の約4人に1人が経験しているという、新たなスキルの習得を意味するリスキリング。
10月からリスキリングのために休暇を取得した際、一定額の賃金が給付金として支給される制度が始まりました。
ただマイナビの調査によると、この制度を「活用したい」と回答した正社員は3割未満にとどまっています。
背景にあるのはリスキリングのために休暇を取得することへの“不安”です。
勤務先でどのような反応が予想されるかを聞くと、半数を超える人がそもそも、会社に「言い出せる雰囲気がない(53.1%)」と答えています。
さらに「内心良く思われなさそう(20.8%)」との回答を合わせると、7割以上が「現在の職場ではリスキリング休暇は難しい」と感じているようです。
マイナビは今回の結果について、「企業が働き手の意欲をどう受け止めるか、一人一人の成長をどのように応援できるか」が今後、さらに注目されていくとコメントしています。