2025年、岩手県内で生産された米に占める1等米の比率は、9月末の検査で97.6%と全国トップになっています。
農林水産省は10月末、9月30日時点の米の検査結果を発表しました。
それによりますと、2025年県内で生産された米のうち1等米の比率は97.6%で、前年を1.5ポイント上回り全国トップとなりました。
全国で90%を超えたのは北海道や東北などあわせて9道県で、全国平均は77.0%と前年を0.5ポイント下回っています。
岩手県の品種別の1等米比率は銀河のしずくが99%ちょうど、金色の風が99.8%、ひとめぼれが97.8%などとなっています。
東北農政局岩手県拠点によりますと「現時点では猛暑と水不足の影響があまり見られず、生育が順調に進み品質の向上につながった」と分析しています。