11月9日に投開票された南城市議会議員選挙は、議会を解散した古謝市長の不信任決議に賛成の意向を示す議員が多数当選し、今後古謝市長が失職する公算が大きくなりました。

南城市議会は、古謝市長のセクハラ問題を受け9月に不信任案を可決し、市長は辞職せずに議会を解散しました。

9日に行われた市議会議員選挙では前職が17人、元職が1人、新人が2人当選しました。

沖縄テレビなど報道各社が行った合同アンケートでは、選挙後に古謝市長への不信任案が再度提出された場合の対応について、当選した20人のうち18人が賛成、2人は未定と回答していて、古謝市長の失職は避けられない情勢です。

10日に会見を開いた古謝市長は、自身のセクハラについて改めて否定しました。

古謝景春南城市長:
市議選の結果が表れましたけれども、私はこれまで皆さんもご存じのようにセクハラは絶対やってません

失職した場合に行われる市長選挙については、後援会や支援者と協議すると述べました。

古謝景春南城市長:
(Q出馬しない可能性もあるという事でしょうか)
それは内緒

(Q出たいという意欲はお持ちなんでしょうか)
内緒

今回の選挙結果に市民は

市民:
不信任を早く可決して欲しい。可決されればまた選挙もありますし、早く。南城市が早く良くなるようにしていただけたら、本当に

市民:
あまり古謝市長の再任は容認していなくて、行ってもどうせ意味がないのかなと思って行きませんでした。どうせ行っても同じ事、税金の無駄遣いをまた繰り替えすのかなと思ったら、伝えたかったので行きませんでした

今回の市議会議員選挙の投票率は58.12%で前回を9.81ポイント下回り、過去最低となりました。

沖縄テレビ
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