県内企業の女性管理職の割合は、11.9パーセントで過去最高となりました。
帝国データバンク長崎支店の調査に93社が回答しました。
「課長相当職以上」の管理職に女性が占める割合は平均で11.9パーセントと、2024年を1.5ポイント上回り、過去最高でした。
大企業が8.3パーセント、中小企業は11.9パーセント、このうち小規模企業は14.3パーセントと、規模が小さくなるほど女性管理職の割合が多い状況が続いています。
女性役員の割合は2024年より1.6ポイント下がった16.9パーセントで、役員全員が男性という企業も半数(52.1パーセント)を上回りました。
帝国データバンクは、女性従業員自身が昇進を望んでいないこと、家庭と仕事の両立が困難なこと、適切な女性人材がいないことなどを課題として挙げています。