トルコで“紙一重”の瞬間が相次いでカメラに捉えられた。北西部では、女性の目の前に長さ2メールの板が落下。あと数センチであわや直撃だった。
別の街では、車が暴走し、男性がジャンプで回避する瞬間が記録された。男性は右足を骨折したが、機転によって命に別条はなかった。
女性の目前に屋根板が落下
トルコ北西部の街・ブルサで撮影されたのは、まさに“紙一重”の瞬間だった。
当初、1人の女性が歩道から車に近づいていた。女性がふと空を見上げると、2枚の白い板のようなものが落下してきた。女性との距離はわずか数センチで、間一髪、衝突を免れた状況だ。
2枚の板は道路に止められていたシルバーの車の側面に当たり、道路に広がるように落下していた。走っていた車も、急ブレーキをかけて止まっていた。この際、なんとか衝突は避けていたとみられる。一体、長さ2メートルほどの板はどこから落ちてきたのか。
当時吹いていた強風によって、近くのビルの屋根板が飛ばされ、女性の目の前に落下したとみられる。一歩間違えれば大事故になりかねない瞬間だった。
暴走車を男性が“神回避”
一方、別の街では大けがをした男性がいる。男性が紙一重で回避できたという瞬間は、カメラに捉えられていた。当時、道路で暴走した車がコントロールを失い、店先に突っ込んでいた。
別の角度のカメラは、“神回避”の瞬間を捉えていた。男性は右手にスマホを持ちつつ、目線の先は暴走車に向けていた。
男性はサイドステップでジャンプし、暴走車は男性の右足をかすめ、店にぶつかり停止した。この事故で男性は右足を骨折した。
当時を振り返り男性は、「あの時地面に倒れて、衝突音が聞こえた瞬間、死んだと思ったよ」と語っている。
この事故で運転手を含む4人が負傷したが、いずれも命に別条はなかった。
(「イット!」 11月6日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(13枚)
