福井・勝山市内の工場に7日夜からクマ1頭が居座り、市が8日午前に緊急銃猟で駆除した。福井県内では10月末に同市内で行われたのに続く2例目。
前日夜にクマの目撃情報
クマが居座ったのは、勝山市滝波町のセーレン勝山工場。市によると、7日午後10時頃、工場付近でのクマの目撃情報が警察を通して市に入った。
市などが捜索したところ、工場の中にいることが確認されたため、従業員を避難させて工場を封鎖。
夜明けを待ち緊急銃猟
夜明けを待ち、8日午前8時半頃に緊急銃猟の方針を決定。午前10時16分に出動していた猟友会のメンバーが発砲し駆除した。
クマがいたのは建物から出た中庭で、猟友会のメンバーが屋上から1発発砲して駆除。体長約1メートル20センチの成獣だった。
勝山市内では、10月29日にもこども園の付近に親子クマが出没し、緊急銃猟によって駆除された。県内での緊急銃猟は2例目となる。
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