長崎市で9日、核兵器の廃絶を求める「反核9の日座り込み」が行われ、参加者は「核実験は絶対にしてはいけない」などと訴えました。
長崎市の平和公園で行われた515回目の反核9の日座り込みには被爆者や被爆二世、それに高校生平和大使など約80人が集まりました。
参加者は高市内閣が防衛費を増やそうとしていることや、アメリカのトランプ大統領が核実験の再開を指示したことに強い危機感を示しました。
県平和運動センター被爆連 川野浩一 議長(85)
「依然として核を保有する国々が戦火を交えている」「核実験は絶対にしてはならない」
参加者は署名活動や対話など自分たちにできることを通して核兵器廃絶を訴え続けようと気を引き締めていました。