10日朝、富山県砺波市でクマの目撃情報が相次ぎ、住宅の敷地内に侵入したことから、市は「緊急銃猟」を発令してクマ1頭を駆除しました。

10日午前7時19分ごろ、砺波市庄川町古上野の住人から「クマらしきものが敷地内いる」と通報がありました。


市や警察、猟友会が駆けつけ調査したところ、クマは住宅敷地内の納屋に侵入し、居座っていることが分かり、市は午前8時5分に自治体の判断で発砲する「緊急銃猟」を発令しました。

午前8時35分に納屋の中で2発発砲され、体長1メートル30センチぐらいの成獣のメスのクマ1頭が駆除されました。クマによるけが人などの被害はありませんでした。

*住民
「私は見ていない。娘たちが2人先に(2階に)上がって『(クマが)いた』と。下に降りてきてその時点で110番かけて、『すぐ全員鍵をかけて出ないで2階に上がってください』と(言われた)。まさか家に来るとは思わなかった 」
県内で緊急銃猟が出されたのは、今回が6例目で3頭のクマが駆除されました。
(富山テレビ放送)
