三重県の伊勢神宮のそばを流れる川五十鈴川では、水位が減り川底があらわになっている。
雨不足による渇水で食卓に欠かせない春野菜にも、今、影響が出ているようだ。
もうすぐ3月…春の陽気
春の訪れを感じるひな人形がずらりと飾られていたのは、60段もある神社の階段。
その数、何と1800体。

千葉・勝浦市で開催されている関東最大級のひな祭りイベント「かつうらビッグひな祭り」。

全国から寄贈された約2万5000体ものひな人形が市内の至る所に飾られている。

特に人気スポットになっているのが、60段の神社の石段に1800体の人形を飾った巨大ひな壇だ。多くの観光客が訪れ、ひな人形の表情や衣装を眺めたり写真撮影をして楽しんでいた。

圧巻の光景に誘われてか、人形の中をネコが歩き、訪れた人は一斉に撮影していた。

約1800体ものひな人形は、毎朝、ボランティアのスタッフなどによって屋外に並べられ、夜には片づけられる。イベントの担当者が一番気にしていたのは今後の天気だ。

勝浦中央商店会・関政司さん:
雨はもちろんなんですけど強風とか、そういうところでわぁーって崩れてくることがあるので、天候が一番気になります。
今週末でいよいよ3月に突入。
日本列島は高気圧に覆われる影響で、広い範囲で春本番のポカポカ陽気になるという。
27日は全国的に日差しが少ないものの過ごしやすい天気となった。

静岡県の駿府城公園では、見ごろを迎えているカワヅザクラに散歩に訪れた人が癒やされていた。
一方、26日より最高気温が5度も上昇した東京。
鍋やおでんなどアツアツグルメを味わえる上野公園のイベント「ふるさと東京応援祭 ご当地グルメ あったか鍋 VS 旨だしおでん in 上野2026」には多くの客が訪れ、舌鼓を打っていた。

静岡おでんを販売しているお店は週末の陽気に期待しているようで「暖かい方が良い。おでんやっててもビールも出るし、お客さまも多いし」と話した。
お客さんは、「暑い日におでんどうかな?と思ったけど、おいしい物はどんな天気でもおいしい」「おでん食べたらいっそう暑くなって脱いじゃった」と話していた。
雨不足で“神聖なる清流”の川底が露出
こうした中、“神聖なる清流”と呼ばれる川に異変が起きていた。

連日、多くの参拝客が訪れる三重県の伊勢神宮。

内宮を流れる五十鈴川の水位が下がり、至る所で川底が露出してしまっている。
川に架かる橋の下には、小さな水たまりがあるだけとなっていた。

25日、太平洋側を中心にまとまった雨が降るも十分な量とはいえず、雨不足による渇水が起きているようだ。
これから食卓に並ぶはずの春野菜にも暗雲が立ち込めている。

カラフル野菜の小山農園・小山三佐男さん:
春ブロッコリーは少雨と寒波の影響でどうしても肥大化しなかった。(Q.ちゃんと実があるように見えるが?)私のにぎりこぶしぐらいなので、これだと規格外で商品にならない。

東京都内のブロッコリー畑を訪れると、雨不足の影響で房の中心が茶色に変色したものや、通常の半分ほどのサイズしか育っていないという。
今後の天候次第では春野菜の価格に大きく影響を及ぼしそうだ。
(「イット!」2月27日放送より)
