雪のシーズンを前に、除雪計画を共有する会議が4日、福井市で開かれ、生活道路では積雪が10センチ以上で除雪車を出動させることなどを確認しました。
   
会議には、福井市をはじめ国や県など16機関の担当者ら約40人が参加し、それぞれが策定した今年度の除雪計画を報告しました。
   
参加者は共通事項として、市道、県道、国道ともに幹線道路を含む「最重点路線」では5センチ以上、生活道路を含むその他の路線では10センチ以上の積雪で除雪車を出動させることを確認しました。
  
福井市の除雪計画では、今シーズン出動できる除雪車両は539台で、対象は1864キロとなっています。
   
国道や県道といった幹線道路の除雪が進んでも、そこにつながる市道が除雪されていなければ交通障害が改善されないため、福井市は国や県と除雪に関する情報を共有し
連携して作業することも申し合わせました。
  
一方、この冬の天候について福井地方気象台の担当者は、降雪量はほぼ平年並みとみていますが、一時的に強い寒気が入ると大雪となる可能性もあり、最新の気象情報に
注意して欲しいとしています。