柔軟剤や消臭スプレーなどに含まれる香りや成分の影響で体調不良を起こす「香害」を広く知ってもらおうと、福井市のアオッサでパネル展が開かれています。
香害とは、柔軟剤や洗剤など日用品に含まれる香料や消臭成分が原因の健康被害のことで、頭痛やめまいといった症状を引き起こします。
会場には香害がなぜ起きるのかを解説したものや、症状に苦しむ当事者の声を集めたパネルなどが展示されています。
近年行われた調査では、全国の小中学生の約10%が香害による体調不良を経験していることが報告されています。
年齢を問わず誰でも発症のリスクがあることや、知らず知らずのうちに当事者を苦しめてしまう可能性があることもパネルを通して知ることができます。
パネル展は25日まで開かれています。