越前市最大のスポーツイベント「菊花マラソン」が3日行われ、約3000人のランナーが市内を駆け抜けました。
冷たい雨の降る中、号砲とともに開幕した菊花マラソン。今年で44回目となった今大会には、ハーフから2キロまでの5種目に、去年より496人多い2915人がエントリーしました。
小学生1年生から80歳以上の高齢者まで幅広い年齢層のランナーたちがゴールを目指して各コースを駆け抜けました。
参加者たちは「手をつないで、親子で一緒に走れてよかった」「ずっと沿道の方が手を振ってくれて、励みになった」などと話していました。
去年に比べてエントリー数が2割ほど増えた今回の「菊花マラソン」。越前市によりますと、フェンシング元日本代表の佐藤希望さんら越前市ゆかりのアスリート5人でつくるスポーツ応援チーム「イースパークル」のメンバーが一緒に走ったり、運営に当たるボランティアを一般公募したりと、新たな取り組みを導入したことが宣伝効果につながったとしています。