福岡県古賀市の国道交差点で軽乗用車どうしが衝突し1人がけがをした事故で、一方の車を運転していた31歳の会社員が31日、危険運転致傷の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは福岡県福津市の会社員、高倉一徳容疑者(31)です。

粕屋警察署によりますと高倉容疑者は10月19日午前1時半ごろ、酒の影響で正常な運転が困難な状態にもかかわらず軽乗用車を運転し、古賀市今の庄の国道3号線の交差点で右折しようとした際に対向車線を直進してきた軽乗用車と衝突し、運転していた福津市の無職の男性(30)にけがをさせた疑いです。

男性は首をねんざするなど10日間のけがをしました。

また高倉容疑者も顔にけがをして病院に運ばれ、警察が呼気を調べたところ基準値の5倍近いアルコールが検出されました。

また、防犯カメラなどの捜査で高倉容疑者の車が右折レーンに入った後、曲がれるタイミングでも右折しないなどの不審な走行をしていたことがわかり、「正常な運転が困難な状態」と判断して危険運転致傷の疑いで逮捕しました。

調べに対し高倉容疑者は容疑を認め、「前日の午後8時半ごろから居酒屋やスナックで飲んだ」「飲んだ量は記憶にない」「なんで飲酒運転したかも記憶にない」などと話しているということです。

テレビ西日本
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